相変わらず「行動、行動」としつこいぐらいに言い続けています。それではなぜ我々は人生を変えるためにはまず行動しないといけないのでしょうか?
人生を変えるために必死で考えたり、生活を改善したいと一心不乱に祈ったり、自分の将来についてこれ以上ないほどに悩んだりするだけではなぜダメなのでしょう?
答えがあるとするならばそれは
この世界は行動する事で初めてその存在が認識される様にできているからです。
残念ですが頭の中だけでどれほど一生懸命に考えを練り上げても、体調を崩すほどに何年間も悩み続けていたとしても、それを自分の体の外に「アクション」として示さなければそれはこの世に存在しないことと同じです。
考えを「行動」という外部に発信する形に置き換えることで初めて世界に認識されるのです。
不思議に思われるかもしれませんが、我々の人生に変化をもたらすのは常に「自分」ではありません。自分から発動する行動に対して世界が返してくる「リアクション」によって我々の人生が変化していくのです。
そう考えるとまずは自分が行動しないことには何も始まらないということになります。だからしつこいぐらいに世間の成功者と呼ばれる人々は「行動しよう!」と言い続けるのです。
そしてここが肝心なのですが
世界はあなたの行動に対しては必ず「リアクション」を返してくれます。
あなたが起こした「行動」はどんな事であれ必ず世界に何らかの変化をもたらします。必ずです。もしかしたら、その反応が小さすぎてあなた自身には中々読み取れない事があるかもしれません。でもそこでがっかりしないでください。その反応を自分自身で確認できる様になるまで繰り返し続けてみてください。
時に世界からの「リアクション」はタイムラグがあるのかもしれません。
「ペキンバタフライ」
これは北京で1匹の蝶々が羽ばたくことで遠く離れたニューヨークに嵐を巻き起こすことになるかもしれない、という所謂「カオス理論」を説明する際に用いられる比喩です。「バタフライエフェクト」とも呼ばれています。
一見、とるに足らない小さな行動の影響が波及していくにつれその力がどんどん強大なものになっていき、やがて世界中を巻き込むほどの力になることを表しています。あなたの行動は時にこの「北京バタフライ」になりうることもあるのです。
蝶々の羽ばたきの様な小さな一歩で構わないのです。
まずは行動する事が重要なのです。
その小さな一歩を繰り返す事。
時間をかけて積み重ねる事。
そうする事でとてつもない大きな成果を出す事ができるのです。
理念無き行動は狂気であり 行動無き理念は無価値である
本田宗一郎
まとめとして
- 世界は行動を通じることでしかその「個」の存在を認識できない
- 人生は自らの行動に対する世界からの「リアクション」によってのみ変化する
- 我々の「行動」に対して世界は必ず「リアクション」を返してくれる
- そしてその「リアクション」は時に「バタフライエフェクト」として大きなうねりになることもある
- 小さな行動の積み重ねが「バタフライエフェクト」を生み出す可能性を高める
ここまで来たら、行動しないわけにはいかなくなりましたね!
さあ、明日からと言わずに、たった今から人生を変えるための小さな一歩を
踏み出して行動を起こしましょう!
コメント