僕たちは「自由」なんだ!!

「今夜の夕飯の準備、面倒くさいな・・。」

「あーあ。明日までにこのレポート提出しなくっちゃ・・・。」

「毎日、満員電車で1時間通勤、辛いな・・・。」

忙しい日々の暮らしの中で、次から次へと押し寄せてくる「やるべき事」に押し潰されそうになっていませんか?一つ片付いたと思ったら、次の瞬間には次の「やるべき事」が待ち構えていて、すかさずそれに取り掛かる・・・。

起きてから眠る瞬間まで、ひたすら膨大な量の「To Doリスト」を消していく作業に追われ、「やっと全部消えた」と思った頃に1日が終わる。いつまで経っても日々の「To Doリスト」の項目自体は減ることがなく、むしろ増えていく一方。

やるべき事をやり終えた際にも達成感よりも「ただただ疲れた」と疲労感しか感じられなくなっていませんか?

あなたが本当にやるべき事とは?

あなたの生活が一分の隙もなく、「やるべき事」で埋め尽くされているのはよく理解できます。心も体も相当ハードにすり減っている事でしょう。

でも、一度立ち止まって考えてみましょう?

あなたが「やるべき事」と思っている事は、本当に「あなたがやるべき事」なのでしょうか?

よく考えてみてください。

・「やるべき」と思っているけれど「やった方がいい」ぐらいのもの

・「いつもやっている」けれど実は特にやる必要がないもの

・「やるべき」だけれど「あなた」がやらなくてもいいもの

・「やるべき」だけれど「やり方」を変更できるもの

いかがですか?こうやって改めて考えてみると、日々の「やるべき事」が少し違って見えてくるのではないでしょうか?

人間は1日に約35000回も「選択」を行っていると言われています。それだけ多くの回数の選択に対して一つ一つ、真剣に考えこんでいては、時間的にも脳の容量的にもとてもじゃありませんが、対応しきれません。

そこで、生物はある種の選択に関しては、なんら脳のリソースを使う事なく「決断」が行える様に半自動化したシステムを構築する様になります。いわゆる「習慣化」と呼ばれる様な行動です。これは脳にとっては「決断」という労力を省略できるので大きなメリットになります。

ところが、反面、実際に行動する肉体側にしてみると、個別の事柄の重要度や緊急度に関係なく、「やるべき事」が与えられ続けるので、気がつくと「やるべき事」で手一杯の状態に陥ってしまうことになるのです。

ですので、適度な割合で、自身の日々の行動に関して立ち止まって考える必要があります。「やるべき事」(と思い込んでいる)リストを見直してみましょう。

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